B2Bプラットフォームの立ち上げ期には、スピード重視でデータ構造を決めることが少なくありません。
しかし、事業が拡大するにつれ、「顧客が増えたのに請求先の管理が追いつかない」「新しい卸会社を追加するたびにシステム改修が必要になる」といった問題が顕在化します。
こうした問題の多くは、マスタデータの設計に起因しています。たとえば、1つの動物病院(施設)に対して、医薬品の配送先とフードの配送先が異なるケースがあります。
施設マスタと配送先を1対1で設計してしまうと、この柔軟性を表現できません。
当社では、契約マスタ・法人マスタ・施設マスタ・請求先マスタ・割引マスタなど、事業基盤となるマスタデータの正規化設計を、業務要件の整理段階から支援しています。
設計の基本方針は「1つのマスタは1つの責務」。
施設マスタには「どこの病院か」という属性情報を、配送先マスタには「どこに届けるか」という物流情報を分離して持たせることで、事業が拡大しても構造変更なく対応できます。
マスタ設計で特に重要なのは、「今動くもの」ではなく「3年後にスケールするもの」を設計思想に据えることです。
複数卸会社への対応、施設の名寄せ・重複検出、契約ライフサイクルの履歴管理など、事業成長に伴って必ず必要になる機能を、初期設計の段階で見据えておくことが、将来の大規模な改修コストを回避する鍵です。
当社は、マスタ設計だけでなく、テーブル定義書の作成、開発チームへの設計指示、データ移行計画の策定まで一貫して対応します。
データ基盤の見直しをご検討の方は、ぜひご相談ください。
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